あれこれと「思い通りに何でもやれるからいい」とも限りませんね。
それは、インナーチャイルドと繋がるとよくわかります。
私たちの心にはインナーチャイルドと呼ばれる子どもがいて、
その性格は、三歳頃までの自分自身の純粋意識を現しています。
三歳児までの意識だから“過去のこと”ではなく、
このインナーチャイルドの意識は、
常にそこにあり「最も素直な自分の思い」だといわれています。
そして、ハイヤーセルフと呼ばれる「超自己」というものもあります。
このハイヤーセルフは、直訳すると高い自己ということですが、
神と融合した魂の意識です。
人生/魂の計画を把握(記憶)し、どのように生きればよいかを導く高い意識です。
私たちは、もちろんハイヤーセルフを目指して生きているわけですが、
だからと言ってインナーチャイルドが神様と繋がっていないのか..?というと、全くそういうことではありません。インナーチャイルドは、神の子どもである自分をまるごと生きている状態です。
ハイヤーセルフの意識とインナーチャイルドの意識は、必ずしも一致しないのだそうです。だから、上を目指したい!という目標意識を持つ私たちと、「そこまで頑張らなくてもいいじゃない...もっとゆっくりいこうよ」という自分の二つがあって、物事のバランスをとるのだと思います。
インナーチャイルドは、私たちが現実面でいかに愛に目覚めるかを教える純粋意識であり、私たちは、この二つの意識を上手に知りながら生きることを目指しているのですね。
インナーチャイルドに「幸せになるために自分を高めていこう」という考えを伝えると、個性はさまざまですが、多くの場合「うん、それもいいね」というようなやわらかい捉え方をするようです。幸せになることはとても嬉しいことなので、協力的です。ただ私たちは高みを目指すと目標をただ達成すればよいのだと考えて必死になり始めるものです。「こういう人間になりたい」から→「こういう人間にならなけらばならない」という強要する姿勢にだんだん意識が変わっていってしまうのです。特に、このとき自分が心を持った生身の人間であことを忘れてしまいます。そうすると気がついた時には「どうしてこんなに人生はつらいのだろう」「頑張っても頑張っても認められない」などと考えるようになってしまうのです。
人生はただ何かを達成するためだけにあるのではなく、バランスが大切です。
私たちが生きているこの世界は、思い通りにすべてが運ぶわけではありません。
正しいとか間違っているということでは片付けられないさまざまな体験を通して真理を見出そうとする私たちの魂の目標があります。それをインナーチャイルドは、調整し慰め助けてくれます。
ですから、インナーチャイルドとの関係が弱くなると人生はただ苦しいものとなります。
ただ突っ走り、目標に向ってただがむしゃらに頑張って生きることは、
「人生はとても辛い。だから早く突破してこの苦痛を終らせたい」
という私たちの中の恐怖心があるからなのです。
確かに、人生はさまざまな体験を与えてくれますから、苦痛を伴う大変なものでもあります。だから私たちには、遊びの天才であり、人生をどうすれば楽しいものにできるかを良く知っているインナーチャイルドが与えられているのだと思い出せると幸せです。
Q:自分自身に問いかけてみて下さい。
「あなたのインナーチャイルドは、元気ですか?
あなたのインナーチャイルドは、今どこにいますか?
もう一度彼/彼女と一緒に人生を歩むために、
いま、あなたはどんなことができるでしょうか?」
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